私たち日本レコードセンターは、物流事業によって地球環境に影響を与えていることを認識し、環境保全活動を最重要課題のひとつとして取り組んでいます。その対策の柱として2004年に国際標準化機構(ISO)の定める環境マネジメントシステムに関する国際規格であるISO14001を取得し、環境マネジメントシステムを継続的に向上させつつ環境保全活動を推進しています。また、2012年度から開始された東京都の燃費評価制度にいち早く参加し、第三者評価を毎年受けることで車両の燃費改善を推進するCO2削減サイクルの構築に取り組んでおります。
環境方針
日本レコードセンター株式会社は保管・梱包・輸送等を行う物流企業であり、当社の業務が与える環境影響を自覚し、以下のとおり環境保全活動を推進します。
- 環境関連の法規制および当社が合意した取り決めを遵守します。
- 環境負荷の低減を目指し、環境保全体制の維持・改善を継続的に展開します。
- 全社員の環境に関する意識の向上をはかり、一人ひとりが環境保全活動を遂行できるよう啓発と支援を行います。
- 再生品の利用を始めとし、環境に配慮した製品を優先して購入する「グリーン購入」に積極的に取組みます。
- 燃費率の向上および車両排出ガスを削減し、大気汚染予防に努めます。
代表取締役社長 菊地 和彦
車両による省エネ活動
SBSグループ各社のドライバーとグループワークをする当社ドライバー(中央)
日本レコードセンターは、地球温暖化防止のため急加速・急減速をしない、ムラのない低速走行など環境にやさしく安全な運転である「エコ安全ドライブ」を推進しています。SBSグループが主催する「エコ安全ドライブ研修」に積極的に参加してエコドライブリーダーを育成し、現場での普及、徹底に努めています。
同研修は、環境対策や安全対策、エコ安全ドライブの理解、運転方法、効果などを講義やグループワークで学ぶほか、実際にトラックを使って、ひとりずつ通常の運転とエコ運転を行い、どれくらいの燃費改善効果があるのかを体験します。また、各社のドライバーや運行管理者と交流しながら、リーダーとしてエコドライブを現場にどう定着させるのかを話し合い、決意表明を行います。
当社でも研修を受けたエコドライブリーダーが先生となって各ドライバーへの指導にあたっております。環境にやさしいエコドライブを定着させ、燃費改善によるCO2削減に継続して取り組んでまいります。
不要物の削減と有効利用
日本レコードセンターでは、循環型社会の構築に貢献するため「不要物の再利用の推進」に取り組んでいます。これは、物流業務の工程で発生する梱包材や紙、プラスティックなどの不要物をできるだけ再資源化することにより、限りある資源を有効に使おうというものです。不要物は、単一素材に分別できるものは有価物化し中間処理委託量を削減しています。

ビニール紐、シール台紙などの不要物は
分別収集を徹底し再資源化を図ります

再資源化を待つストレッチフィルム
(パレット荷物の荷崩れを防止する梱包材)

ダンボール箱等の古紙類を再資源化、
年間360トン以上にのぼります
エコキャップ運動を継続中
集まったエコキャップ
日本レコードセンターでは、「NPO法人エコキャップ推進協会」が行っているペットボトルキャップの回収運動に協賛しています。飲み終わったペットボトルのキャップを集め、再利用資源として売却し、その収益で世界の子供達にワクチンを贈るものです。当社は、誰もが参加でき、環境保全と社会貢献が同時にできるエコキャップ活動をこれからも推進してまいります。
環境美化で地域貢献しています
環境美化活動中
日本レコードセンターは、物流センター周辺の環境美化活動に取り組んでいます。敷地外周道路の清掃活動を毎週実施しています。
当社物流事業のために周辺道路を利用させていただいている感謝と環境美化の視点から、今後も定期的に清掃活動を継続してまいります。